第2クール突入記念!
夜桜一家キャストSP座談会

――第1クールを振り返って、特に印象深いシーンはありますか?

川島:僕自身は切崎殺香が好きなので愛を伝えたいのはあるんですけど、殺香の話をすると六美に怒られるので…(笑)。

本渡:六美より殺香が好き?

川島零士(朝野太陽役)

川島:何を言っておるか!第5話の太陽と六美が任務のために遊園地へ潜入しながら初デートする話が印象深いですね。どちらかというとコメディ寄りの話ですが、その中でやわらかい雰囲気のまま、六美と太陽が仲良くしながら潜入していて。「『夜桜さんちの大作戦』ってこういう作品」と特にわかりやすい回なので好きです。それに、最後の観覧車でのシーンはあの欠けた1輪のバラが太陽そのものを表しているなと思いました。綺麗に完璧に咲いているのではなく、不器用で傷ついているけど、それが太陽自身なんだなと僕は受け取っています。そのバラを渡して、六美は照れながら「ありがとう」と受け取ってくれるシーンが……い゛い゛~~ッ!!観覧車の中でのアニメオリジナルのシーンも……い゛い゛~~ッです!!

本渡 楓(夜桜六美役)

本渡:良すぎて濁点が付いちゃってるね(笑)。私もいっぱいあって悩んでしまうのですが、第3話の夜桜屋敷をコンプリートして、お家に認められなくちゃいけない話が凄く好きです。太陽が夜桜家に婿入りしたけど、そこは代々続く最強のスパイ一家なので色々と頑張らなくちゃいけないんだけど全くうまくいかなくて。「それなら兄妹が教えよう!」となって、各々の持つ得意分野を活かして教えてくれているシーンが凄く格好良かったですし、これから家族になっていくんだなと思えて印象的でした。

興津:トイレが一番苦戦していたね(笑)

本渡:兄妹たちのサポートもあり、最終的にトイレのカギもひとりで解除できるようになって良かったです。第1クールは少しずつ物語の真相に近づいて、後半はシリアスなシーンも増えましたが、夜桜家で特訓する話のように、私は家族同士の微笑ましい場面も大好きです!

小西克幸(夜桜凶一郎役)

小西:僕も好きなところはいっぱいあって決めるのが難しいんですけど、一番印象に残っているのは第1話でしょうか。第1話からとんでもない一家が出てきて、無茶苦茶な展開になり、この人たちは家族だけど今後どうなっていくんだろう!?というところが、いち視聴者として次の展開が気になってしまって、第2話の放送をワクワクしながら心待ちにしていました。それに、あの兄妹喧嘩から全ては始まっていますしね。

鬼頭明里(夜桜二刃役)

鬼頭:私は第11話の、二刃のオバケが怖いという話が可愛くて、意外性もあって好きです。それに怖いものを見て幼児化してしまった二刃に対して、家族全員が慣れっこな感じで「あぁ、子守しなきゃね」と1日お世話してくれて。普段は兄妹たちを引っ張る長女の二刃ですが、逆に面倒を見てもらえるというのが「家族」という感じがしてとても微笑ましく思いました。

興津和幸(夜桜辛三役)

興津:僕が一番印象に残ったシーンは、第8~9話に登場するピンクの服を着て踊り回っている政治家の黒百合ですかね。アニメで観るからこそさらに面白くて、あの格好で動き回ることがどれだけ凄いことなのか、アニメの凄さを実感しました。

悠木:色と動きが凄かったですよね(笑)。私は、眠くなっちゃう七悪が可愛かったです!

小西:出た、七悪愛(笑)

悠木 碧(夜桜四怨役)

悠木:七悪が眠そうにウトウトしている GIFが『夜桜さんちの大作戦』の公式X(旧Twitter)に上がっていて、それが良すぎて夜桜家のLINEグループに送っちゃいました。「この昂ぶりを誰に伝えたら良いんだろう…!」と。原作を読んだ時から可愛いと思っていたシーンでしたが、やはり夕実さんの声が付いて動いているとなると…!七悪にはギャップ萌えの真髄みたいなのが詰まっていて、疲れている時に何度も観てしまいます。実は今日、七悪にお誕生日おめでとうの絵を描いてきました。夕実さんにもらってほしてくて…。

一同:えー!!!

悠木:職権乱用してすみません!

本渡:愛が凄い(笑)。

松岡禎丞(夜桜嫌五役)

松岡:僕は第4話の嫌五VS六美と太陽の追いかけっこですね。太陽と六美が嫌五を探しに兄妹各々の部屋へ訪れるんですけど、実はその各部屋にいるのは兄妹に変装した嫌五なんですよね。一瞬で姿かたちを変えて、もう化物じゃないですか。それに六美の婿として夜桜家に入って来た太陽がどんな人間なのかまだ嫌五の中で図っている時で、幼少期の頃の嫌五と六美のやり取りを思い出して。そこから太陽への接し方が明確に変わるんですよ。呼び捨てで呼んだり、タメ口だったり。太陽のことを新しい家族として認めて、関係性に変化があったあのシーンが良かったと思います。

内山夕実(夜桜七悪役)

内山:私も本当に悩ましいです…。でも四怨姉ちゃんのゲームの世界で、太陽兄ちゃんと一緒にミッションをこなす話の映像が大好きなんですよ。あのデフォルメされたゲーム世界でやり取りしながら敵を倒していくシーンが、今までのアニメーションの雰囲気とまた違って、そこが映像として非常に雰囲気が出ていて好きだなって思いましたね。また、太陽兄ちゃんを主軸として、関わる人たちの組み合わせによって、それぞれの関り方、距離の詰め方などに違いがあることがこの作品の良いところなのかなと思いました。

伊瀬茉莉也(切崎殺香役)

伊瀬:私はやはり殺香が本格的に登場した第6話が印象的です。最初は太陽のことが好きすぎるあまり殺したいという想いで近寄っていくのですが、最終的には六美のことも大好きになっちゃって。真っすぐで、「好き」に対する想いが純粋であるがゆえの殺香の行動だとわかると、凄く可愛いなと思いますね。

――これまでで特に印象が変わったキャラクターは?

興津:ゴリアテが何でもできる!

本渡:どんどん有能さを見せてますね。

小西:意外と一家をまとめてるのはゴリアテなんじゃないかな。

悠木:強いし、運転できるし、ゲームできるし。

内山:免許も持ってる。

悠木:ゴリアテは免許を持ってるのに、四怨は免許を持ってないのかな…?

川島:イメージ的に運転できそうですけどね。

小西:運転できるプログラムを作っていそう。

悠木:そうですね。良くも悪くも、みんなファーストインパクトのままその印象を強めていくキャラクターばかりなので、他にはすぐに出てこないな。

鬼頭:良い意味で既に個性が確立したキャラクターたちが、ちゃんとそれを積み重ねていくからドタバタが続いても安心して見ていられますよね。

小西:あとは太陽が少しずつ成長していってるので、その成長が目に見えて分かるのが良いですね。

興津:牛歩だけどね(笑)

川島:厳しい~。

小西:でもそれが良いんだと思うよ、一気に強くなっちゃうと嘘っぽいじゃないですか。

興津:様々なことを乗り越えて、心も身体も少しずつ成長していくから。

内山:ギャップと言えば、凶一郎兄ちゃんの好みの茶葉を、太陽兄ちゃんが探してプレゼントした時の凶一郎兄ちゃんの表情がもどかしそうで凄く好きですよ。

小西:「う゛う゛う゛ぅぅぅ認めたくない~」という表情ね(笑)。

一同:(笑)

川島:第1クールを振り返ると、各々が個性を強めていってるという印象がありますね。

悠木:度々起こる事件で、その個性のより良い面が見えてくる感じかな。それで言うと二刃の弱点がオバケなのは武闘家の長女のギャップとしても可愛いですよね。

鬼頭:あと太陽は普通の人間のハズなのに、意外と夜桜家についてきちゃって凄いなと思います。

川島:太陽の気合いだね!主人公スキルもあるかもですが、もしくは七悪先生が最強の薬で…。

内山:すぐに治すよ♡

一同:(笑)

川島:それは日5で放送できないかも…(笑)。

内山:太陽兄ちゃん、まだ戦えるよ♡

一同:(爆笑)

悠木:あとはアニメーションで観ることによって、本当に8人と1匹で暮らしてるんだと改めて実感させられます。家族だから許せること、逆に家族だからこそ許せないことが同時に起こってしまう環境で、子供の頃からずっと一緒に育ってきて。仕事もプライベートもずっと一緒のこの環境で暮らすのって相当ハードじゃないですか。ですから殺香が来てくれて少し安心しました。

小西:家に仲間が増えるのは純粋に嬉しいよね。家族が増えるみたいで。

悠木:嬉しい!ひとり増えようがふたり増えようが、関係ない夜桜家の環境がとても良いです。太陽が婿入りした時も殺香がメイドとして来てくれた時も、平然と受け入れていましたし。

川島:夜桜の屋敷が受け入れてくれれば、うちらもOKなんで!

一同:(笑)

悠木:そっか!太陽と同じく、殺香は屋敷のトラップを乗り越えてきたんですよね。

小西:相当の腕前だよ。

川島:殺香は元から実力がありますからね。

本渡:太陽みたいにトイレのしつけもいらないですね。

悠木:トイレのしつけ担当は四怨ですもんね。

内山:たしかに、システム的に四怨ですかね。

小西:ペットじゃないんだから(笑)

悠木:太陽はなかなかトイレ覚えなくてね…。

川島:僕がトイレできないみたいになってるなぁ…(笑)。

――アフレコ中に特に印象に残っている出来事を教えて下さい。

興津:アフレコの日は盗撮されるんですよ!

小西:スタジオに入って「今います」パシャって、お互い盗撮し合って夜桜家のグループLINEに流してます(笑)。

伊瀬:とても仲がいいですよね!

小西:僕初めてですよ、こんなにずっと動いてるグループLINE。

内山:少しでも放っておくと60件くらい通知が溜まってますね。

小西:ビックリしちゃうよ!

川島:禎丞さんが4時くらいに「ゴルルル」って送られてましたよね。

小西:でもみんな返すんですよ、朝4時なのに。

悠木:なぜかみんな起きてるんですよね。

松岡:ホーム画面を開くとLINEの通知がいつでも来るので「誰か何かあったのかな!?」と一瞬心配にもなります。

小西:そうそう(笑)。あおちゃんから七悪が送られて来るときもあるし。

悠木:『夜桜さんちの大作戦』の公式X(旧Twitter)に七悪の何かしらが上がると、みんなに送っちゃいますね。

内山:「この七悪はとても良いですよね」って。
悠木:実は送りそこなってる七悪がいるんですよ。

川島:送りそこなってる!?(笑)

悠木:グッズなんですけど小さいおにぎりを持ってる七悪が本当に可愛くて…!

内山:三角座りしておにぎりをチマッと持っている絵柄のですか?

悠木:そう!七悪もおにぎりの形してるしで、あまりにも可愛すぎて。LINEに送るので今度お話ししましょうね(笑)。アフレコで言うと、私は七悪が喋るたびに天を仰いでますね。

川島:七悪の可愛いシーンがあると台本を見ながら無意識に悠木さんの方を見ちゃうんですよね…。

悠木:そうなの!?

小西:見てるよ(笑)。

本渡:本当に仰いでるんですよ!

悠木:だってアフレコ中、派手に反応するのは邪魔になるから…。

小西:その姿をみんな見てるから(笑)。テスト録音が終わった後に「七悪可愛いな…」と呟いてるのもみんな聞いてるからね。

内山:私も監督の指示よりも先に「あおちゃん大丈夫かな」って気になっちゃいます(笑)。

一同:(笑)

悠木:どんな七悪でも受け入れちゃうから、私の反応はあてにならないよ(笑)。

鬼頭:毎回全員が出演しているわけではないので「今日アフレコあるんだ」「みんなワイワイやってるんだ」とLINEでアフレコがなかった人たちにも伝わるのが良いなって思いますね。

川島:イベントのときも「今、太陽と六美は大阪の方に来ていま~す」と逐一報告してますよ。

本渡:「ゴリアテの着ぐるみがあられもない姿で運ばれてます!」と送りましたね。

悠木:見たらゴリアテが「ゴリ」と「アテ」の姿になってて(笑)。

松岡:強盗団なのか夜逃げなのか分かんないような格好で運ばれて行ってましたね(笑)。

内山:風呂敷みたいなやつで担がれて。

川島:あの写真、凄かったな。

小西:「今ゴリアテがゴリアテになりました!」と完成形を送ってくれて。

興津:しっぽの揺れも伝えてくれたよね。

小西:あれは可愛かったな。

川島:悠木さんが溶岩石みたいで可愛いって(笑)。

悠木:よく覚えてるね、しっぽが溶岩石みたいに見えたんだよね。

小西:あとは、別の作品の現場で会った時も勝手に写真撮って流してます。

内山:「会いました!」と写真が送られてきますね(笑)。

小西:内山さんに会った時は絶対に撮るか、撮らなくてもあおちゃんに自慢するために「今日は会いました」って必ず報告しますよ。

一同:(笑)

悠木:速攻で「ズルい!」って、「私も会いたい…!」と返しますね。

小西:自慢するためだけにね(笑)。

内山:『夜桜さんちの大作戦』の現場以外でもこの家族の繋がりを感じることができるのがこの作品ならでは感があって嬉しいですよね。

伊瀬:殺香役の私はみんながわちゃわちゃしてるのを少し離れたところから見させていただいてます。本当に仲が良いんだなと。

一同:(笑)

悠木:一緒にやりましょう!

伊瀬:じゃあライングループに入れてもらおうかな!

内山:滅茶苦茶通知きますけど大丈夫ですか?

伊瀬:大丈夫です!ぜひ!

本渡:ぜひ!!

悠木:一緒に七悪を愛でましょう。

小西:通知にビックリすると思うけどね(笑)。


――第1クールでMVPをあげるとしたら?

川島:洗脳されてるから一瞬で七悪が浮かんでくるんですよね(笑)。

内山:あおちゃんの影響力が半端ないです。

興津:その流れに乗るまいと思って今まで抗ってたんですけど、七悪が出てくると「可愛い」と浮かんでしまうんですよ。

悠木:やったー!ほらほら!!

興津:「可愛い」って言いたいんだけど、今言ったら恥ずかしいし、後乗りだし(笑)。

悠木:そんなことないですよ!!

興津:ですから心の中でいつも「可愛い」って言ってる。この前、駅で流れているPVを観たから七悪の写真を撮って送ろうとしたんですけど、タイミング合わず映像が太陽に代わってしまったのでぐっとこらえましたね。

小西:それくらい影響されてるんだ(笑)。
悠木:だってうちらの末っ子ですからね、そりゃ可愛いですよ!

川島:たしかに。

悠木:末っ子力が高いんです。

本渡:では…第1クールのMVPは七悪ですかね?

一同:(笑)

内山:ゴリアテも!

興津:たしかにゴリアテも凄く頑張ってますね。

小西:でもやっぱり一番は六美ですよ!第1クールのEDのドット絵風の六美が最高に可愛いんです。もう最高ですよ!

内山:各々がそれぞれの場所で活躍しているからMVPはなかなか決められないですね。

小西:福山潤も候補かな?

一同:あー!!

悠木:悔しいけど納得…!

小西:面白かったね、あの一瞬で全部持って行ったもんね。

悠木:スタッフさんから星降月夜役は福山さんだと聞いたときに「間違いないや!」と納得しちゃいました(笑)。

内山:家族以外も魅力的なキャラクターが多いですからね。


――第2クールでも多くの個性的なキャラクターが登場しますが、見どころはどんなところですか?

小西:それはうちの太陽がビシッと言ってくれます。任せて下さい!

内山:兄ちゃん頑張って!

本渡:上手にできるかな?

川島:えー…やはり、第2クールの見どころと言えば謎の組織「タンポポ」と夜桜家の総力戦でしょうか。六美も「頑張ってね」とサポートに回ってくれて。でも「タンポポ」との決戦は結構先ですよね、ネタバレになっちゃうか。どうしましょう、興津さん…!

興津:温泉シーンがあります!一家で和気藹々と、凶一郎兄ちゃんはごめんなさいなのですが。

小西:すぐ任務から戻ってくるから。仕事なんてすぐに終わらせます!凶一郎はやればできる子なんで!!

川島:海外での長期任務ですからね。

悠木:たしかに、どうやって帰ってきたんだろう(笑)。

小西:お兄ちゃんは六美のためなら何でもできますよ。きっと任務を秒で終わらせてきたんです。でもやはり殺伐としたエピソードでも、「家族の温かさ」が必ず残る作品なので、そこに強大な敵である「タンポポ」が出てきてどのように変化していくのか、空気感も少しずつ変わって来るでしょうね。

悠木:七悪が可愛い回も第2クールだ!

川島:七悪が学校でピンチになってしまうエピソードですね。

悠木:では私からは第2クールも七悪が可愛いってことで!

内山:めっちゃ大事な「タンポポ」を差し置いて(笑)。

悠木:第2クールはシリアスな話が増えていきますから。ギャグとシリアスの温度差が凄いんですよ。グラデーションとかは全くないです。

川島:パキッと変わりますもんね。

鬼頭:テンポ感が楽しいですよね。

内山:第2クールでは太陽の家族であったり、夜桜家の秘密であったり、話がどんどん深くなっていくんですよね。それに意外とギャグの中に伏線が入っていたりして、どの瞬間も見逃がせない展開になっています!


――今後、注目したいキャラクターは誰ですか?

小西:七悪か…もう洗脳されてるから(笑)。

悠木:もう七悪は主語(笑)

川島:ハクジャもそうですけど、パパかなぁ…?六美たちのパパがいよいよ満を持して、色々な謎を抱えてやってきます。キャストが山寺宏一さんと聞いたときに驚きすぎて「あっちゃ~」って(笑)。

本渡:おじいちゃん役は井上和彦さんですし。

小西:凄い家族だよね。

悠木:兄妹のトップで一番強いのが凶一郎で小西さんだから「え、小西さんより強者の声って誰になるの!?」と思っていたんですよ。おじいちゃん役が井上和彦さん、お父さん役が山寺宏一さんと聞いて「なるほど~」って(笑)

川島:もう凄いでえベテラン

本渡:でえベテランですよ…!

川島:役者さんも含めて、夜桜百は気になるキャラクターですね。

――皆さんが夜桜家に抱くイメージを教えてください。

興津:超アットホーム!

松岡:楽しい!

小西:みんな頭おかしい、けど楽しい!僕らは家族ではないですけど演じていて「家族ってこういう感じなのかな」と感じますね。

川島:スパイという死と隣り合わせの殺伐とした仕事をしながら、家族として和気藹々するところもたくさんある夜桜家が、僕的には現実の僕たちのグループLINEに重なっている部分があるんですよ。みんな実際は滅茶苦茶忙しいはずなのに、必ず見て返信してくれるので。

小西:だから朝の4時とかになるんだよ(笑)。

松岡:チェック終わった後に「ゴルルル」って。

一同:(笑)

川島:禎丞さん、もう寝てーって(笑)。そんなグループLINEの和気藹々としたところが、夜桜一家のわちゃわちゃ感に重なるなと思いますね。えでちゃんはどう?

本渡:左に同じです!

興津:文面で伝わるかな(笑)。

一同:(笑)


――最後に、今後の放送を楽しみにしている方々へメッセージをお願いします!

川島:まだまだ日曜の夕方5時、盛り上げちゃいます。キッズたち感想を教えてね!そう、キッズたちの感想を聞きたいんですよね。X(旧Twitter)の反応とか見ると盛り上がってるなっていうのがわかるのですが、SNSだとキッズの声があまり拾えないので。でも友達の子供が、太陽と凶一郎と六美がモールス信号で会話しているシーンが一番好きなんだって。

本渡:えー!

小西:モールス信号勉強してるの?

川島:勉強というより、観ながらずっと笑ってるらしいんですよ。

興津:学校の授業でやったらいいのにね。

小西:モールス信号の授業?(笑)。

悠木:スパイ育てないで…!

川島:モールス信号の回は学校での出来事だから、子供たちにとってもより日常に感じられるんですかね。

伊瀬:でも本当に今の小学生って結構モールス信号が好きらしいですよ。友達同士で机をカカカって鳴らしてモールス信号で会話しているらしいです。

一同:えぇ!?

川島:スパイじゃん!

本渡:凄ーい!

伊瀬:みんなモールス信号を覚えていて、離れた席の子と通話をしているそうですよ。

川島:もう時代は手紙じゃないんですね。

小西:授業中怒られないのかな?「はい、そこモールス信号やめろ!!」って。

一同:(笑)

興津:「誰だ、今SOSだしたの!!」って。先生まで覚えてたり。

一同:(爆笑)

本渡:これから第2クールが始まって、第1クールで貼られていた伏線の謎に迫っていきます。気持ちよくスカッとみられる時もあれば、太陽の気持ちに寄り添って少し苦しくなってしまう時もあるかと思いますが、気持ちに寄り添って繊細に、時には大胆に描いていくアニメだなとアフレコをしながら感じています。太陽の家族や「タンポポ」との関り、そして夜桜兄妹の本当の能力など、色々なことが明かされていきますので楽しみにしていてくれると嬉しいです。第2クールもよろしくお願いします!

川島:さすが…!僕が伝えたかったすべてを言ってくれた!

小西:左におなじ…。

興津:僕まだ何も言ってない(笑)

一同:(笑)

小西:第 1クールも十分可愛かった六美が、さらに第2クールでどれだけ可愛くなってしまうのかが僕は気が気で仕方ないです。OPやEDも新しくなり、それに合わせて映像も変わりましたので「今後、どれだけ可愛い六美を出してくれるんだい!」と非常に楽しみです。

鬼頭:『夜桜さんちの大作戦』はギャグも面白くて、みんなでわちゃわちゃしているのを見るのも楽しいですが、しっかりとした物語がある作品でもあります。第2クールからはそういった物語をどんどん掘り下げられていくのかなと思いますので、夜桜家の謎などにも注目していただければと思います。でもシリアスばかりでなく、和気藹々とした家族のやり取りであったり、ギャグであったりと適度にどちらも摂取していただいて、ぜひ毎週楽しんで観ていただけたらありがたいです!

興津:僕たち兄妹との特訓でどんどん強くなっていく太陽のカッコイイ姿をたくさん楽しんでいただけるのが第2クールなのではないかと思います。辛三はずっと泣いてます(笑)。

悠木:本当に笑いあり涙あり、熱いところもあって、さらに面白くてという見たいところが全部整った『夜桜さんちの大作戦』という作品の個性は確実に残しつつ、どんどんその個性が濃くなっていくのがこの作品の武器だと思っております。どのキャラクターたちも個性的で、どんどん好きになってしまう魅力的な仕掛けがいっぱい組みこまれているので、推しがいる人は推しへの愛を深めていただきつつ、推しがまだ見つからない人は推しを探していただきつつ、作品もキャラクターも愛していただけると嬉しいです。そして七悪は最高です!

松岡:敵も味方も魅力的なキャラクターがたくさんいる『夜桜さんちの大作戦』。全体的にぶっ飛んでいますが、家族のために家族が一丸となって戦っていくという話でもあり、今後、太陽や夜桜家のバックボーンも明かされていきます。なぜ作品のタイトルが『夜桜さんちの大作戦』なのか?そこもぜひ楽しんでいただけたらと思います。

内山:太陽兄ちゃんが仲間入りして、今の家族の姿になるまでに培ってきた関係性や絆がいよいよここから活かされていくかと思います。今まで築き上げてきた関係性が大切な糧になっていて、お互いがお互いを大切に想っているということが繊細に描かれているかと思います。それを表現できるようにキャスト陣はおひとりおひとりその役柄と真摯に向き合っていらっしゃって、それを実際に同じ空間で掛け合いをさせていただくことで、より実感しながら生ものとして作っている部分もありますので、そういった温度感を含めてお芝居と一緒に映像も楽しんでいただけたら嬉しいなと思います。

伊瀬:夜桜さんちの家族の皆さんの和気藹々とした空気感が本当に暖かくて、私もアフレコ現場に行くのが毎回楽しみです。皆さんのお芝居を聞いて一緒に作り上げるワクワクとした時間を一緒に過ごさせていただいていて、作品に対する愛情がアニメにも色濃く出ているのではないかと思います。応援してくださっている皆さんも第2クールもぜひ楽しみに見ていただけたらと思います。よろしくお願いします!